1506. 母の日 [雑感・気づき]
一昨日の河北新報にあった74歳の女性の投書です。(一部省略)
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先日、息子が勤務している会社の前を通りかかったので、ふと事務所に挨拶でもしていこうと思い立ち、何のためらいもなく入った。それから数日後、息子と大ゲンカ。息子から、
「会社の人達から笑われたぞ!何歳だと思ってんのや!50歳なんだぞ、ばかでねぇのか!」
と次々と罵声が飛ぶ。だいぶ興奮している様子なので黙って聞いていたが、最後は息子に、
「分かった。親子の縁を切るからな」
と言った。小さな頃から手のかかる、いたずらっ子だった。
…(略)…
大ゲンカの後、息子からメールが来た。
「親子関係の縁はそう簡単に切れないよ!ごめんな!」
とのこと。手のかかる子ほど死ぬまで案じてしまうのは私だけなのだろうか?
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今日は「母の日」。我が家でも95歳の母にカーネーションを贈りました。大喜びした母も、おそらく明日はこれが何か忘れている事でしょう。でも一時でも喜んでもらえたら充分です。どちらかと言うと、贈った私達夫婦が安らいでいますから。こちらの天真爛漫(?)な母親も、「ごめんな!」のメールには大喜びしたに違いありません。この一言は心優しい息子さんからのカーネーションのようです。もしも私が50歳の時、母親が職員室にのこのこ挨拶に入ってきたら、私はここまでできる自信はありません。
** 高校生のコトバ **************************
川柳 : テスト中 必ず聞こえる 腹の音 (オカッチ)
私の母は、私が就職した後に勤務校に来て職員に挨拶をし授業参観までしていきました。私は他の人のことを知らないので、そんなものかと思っていましたが、以後そのような同僚を知りません。
by tyuuri (2021-05-10 07:45)
tuuri様、
こちらもすごい!上には上がいらっしゃるものですね。学校評議員の有能なメンバーとして乞われませんでしたか?まあ20歳代の息子を心もとなく思ったお母様と、こちらの50歳代のサラリーマンの母親とを単純に比較はできませんが、どちらにせよ私がそれぞれの歳の息子なら、未熟さゆえにしばらくは悪態の限りを尽くしそうです。
今日授業でこの74歳の母親の話をしたら、「これから世話になる事を考えたら、74歳で息子と縁を切るのは無謀だ」という反応が返ってきて、「そこかーっ」という気になりました。
コメントありがとうございました。
by サボテン (2021-05-10 16:12)