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1474. アレルギー [思い出話]

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                   花粉症の元凶、スギ花粉

 

 小学生の頃、私はアレルギー体質で、夏になると手足に小児ストロフルスという虫刺されのような赤い発疹が何カ所か出てきました。まさに蚊に刺された直後のようなかゆさで、いったん掻き始めるとその部分の皮が破れるまで掻き続けていました。特に辛かったのは足の裏でした。

 小児科や皮膚科などで診察をしてもらいましたが、処置法はないという事でその場しのぎの塗り薬を与えられるだけでした。これが一生続くかと思うと、暗い気持ちになったものです。ところが20歳の夏を最後に、発疹は現れなくなりました。体質が変わったのです。嬉しい驚きでした。

 私の父も卵アレルギーで、兵隊の頃は食事で大変苦労したと言っていました。私が小さい頃は卵の入った食べ物は口にしませんでしたが50歳代に入るとマヨネーズが平気になり徐々に卵の入った食事も食べられるようになりました。という訳で皆さん、今アレルギーで悩んでいても、体はある日突然劇的に変化します。悲観しないで下さい。

 と言いつつも、私45歳の頃、原付きバイクで出勤していたら突然涙が止まらなくなりました。「何だ、何だ?」と思っていたら、これが花粉症の始まりでした。こちらも突然やって来ます。したがって先ほどの言葉を正確に言えば、「悲観せず、しかし油断せずにいきましょう」となります。いずれにしても、明日どう変わるか分からないのが「今の私」なんですね。

** 高校生のコトバ **************************

狂歌 : 夜遅く 電話の相手は 好きな人 聞き耳建てる 祖母と両親 (あいうえお)

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ぼんぼちぼちぼち

仰るとおり、体質って変わりやすね。
あっしは若い頃、酷いアレルギー性鼻炎だったのでやすが、玉子断ちを4年続けたら
体質が変わってくれて良くなりやした。
by ぼんぼちぼちぼち (2021-03-08 14:34) 

サボテン

ぼんぼちぼちぼち様、
 四年間の玉子断ちは大変でしたね。プリンやケーキなどを我慢するのは辛かった事と推察します。今の高校生も三分の二は何らかの疾患(特に多いのがアレルギー疾患)を抱えています。そんなデータを見ていると、生まれてから死ぬまで何の慢性的疾患も持たずに生きられる人こそまれなんだろうなと感じます。
 コメントありがとうございました。
by サボテン (2021-03-09 10:12) 

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