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1288. 共生 [思い出話]

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                  自然に声がけや手を差し伸べられたらいいですね。

 先日のラジオ番組で、車いすの生活に入って2年目の女性の話を聴きました。その女性は幼い頃、母親から、「障がい者の人と目を合わせてはいけない。指をさしてはいけない。」と言われ、障がい者は自分と全く別の存在と思っていたそうです。ところが、自分がいざ障がい者になってみると、同じような車いすの人と普通に話はできるし、一緒にゲラゲラ笑えるし、何ら以前の生活と変わらない事に気づきました。彼女は言います。「皆さんが障害者に何か手を差し伸べようとすると、どうしても構えてしまいます。それよりは、友達になって下さい。」

 私が小学校5年生の時、担任の先生が小児マヒで両足が動かない少年をクラスに転入させました。どんな経緯があったのか分かりませんが、支援学校から来た彼は、話もしないし勉強道具も机上に出さない偏屈者でした。プールの授業が始まると、教室の窓から私達を羨ましそうに眺めていました。ところがやがておチャラけた連中が、着替えの最中、彼の前で「アラッ」などと言って、腰に巻いたバスタオルをはらりと落とすと彼もクスッと笑い出し、やがて性格も明るく変わっていきました。いつの間にか私達の間の垣根は消えていました。先生の計らいは、彼と私達の両方を変えたのです。

 私も、障がい者の方や外国人には友達として話しかける事が、共生社会を築く一番自然な第一歩だと感じます。

** 高校生のコトバ **************************

名言 : テスト前、勉強に焦ってくると、国語の勉強をしなくなる。(T)

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