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1210. 水道 [ニュースより]

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                          村井宮城県知事

 「重く受け止め、丁寧に説明して参ります。」これって「何も変えません」という意味ですよね。これは、宮城県の新しい水道事業に異を唱える県民に対する村井知事のコメントです。でも、これでいいのでしょうか。

 この新しい事業は「みやぎ型管理運営方式」と言い、上下水道、工業用水の運営を一括して20年間民間企業に委託し、コストの削減を目指すというものです。しかし、命に直結する水道水を利潤追求の民間企業に委託する事には問題点も多く、まだまだ議論の余地はあります。

 かつてボリビアで水道事業が民間企業に委託されました。すると料金が二倍になり、払えない人々には供給が停止されました。汚染水を飲まざるを得ない人々に健康被害が続出し、デモが起こって9名の死者と100名の負傷者の出る大惨事となりました。結局政府は再び公営に戻し、2500万ドルという巨額の賠償金を企業から請求されました。

 安全な水づくりに莫大なコストがかかるのは分かります。しかし、だから「民間の活力を利用して」というのは安易に過ぎます。ここはまず公務員自身が活力を最大限発揮すべきです。水道事業については素人の私ですが、生存の基盤である水道こそ、公営事業で行うべきと考えます。

 それにしても私達、レストランで飲む水と洗車用の水が同じという今の贅沢は考え直す必要がありそうですね。

** 高校生のコトバ **************************

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